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全国法定伝染病統計(各月別情報・2010年)

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2010年12月

日時:2011年1月10日
情報源:中国衛生部
内容:衛生部2010年12月全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201101/50310.shtml
2010年12月(2010年12月1日零時から12月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は470,782症例,死亡1,680人。うち甲類伝染病は、発症および死亡例ともに報告されていない。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計294,402症例、死亡1,661人報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、赤痢、淋病で、乙類伝染病の94.78%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で176,380症例、死亡19人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の93.26%を占める。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。

2010年11月

日時:2010年12月10日
情報源:中国衛生部
内容:衛生部2010年11月全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201012/50001.shtml
2010年11月(2010年11月1日零時から11月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は527,762症例,死亡1,547人。うち甲類伝染病は、発症および死亡例ともに報告されていない。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計306,087症例、死亡1,518人報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、赤痢、淋病で、乙類伝染病の95.41%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で221,675症例、死亡29人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の95.46%を占める。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。

2010年10月

日時:2010年11月10日
情報源:中国衛生部
内容:衛生部2010年10月全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201011/49611.shtml
2010年10月(2010年10月1日零時から10月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は509,523症例、死亡1,254人。うち甲類伝染病の報告は、ペスト1症例(9月チベット自治区朗県における流行の続発例。すでに治癒)、コレラ9症例、死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計283,701症例、死亡1,222人報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、赤痢、淋病で、乙類伝染病の96%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で225,812症例、死亡32人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、急性出血性結膜炎で、丙類伝染病の90%を占める。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。

2010年 9月

日時:2010年10月11日
情報源:中国衛生部
内容:衛生部2010年9月全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201010/49273.shtml
2010年9月(2010年9月1日零時から9月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は747,579症例、死亡1,399人。甲類伝染病の報告は、ペスト5症例、同死亡1人、コレラ70症例、同死亡例なし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計319,125症例、死亡1,364人報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、赤痢、梅毒、淋病で、乙類伝染病の96%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で428,379症例、死亡34人が報告されており、症例の多い上位3位は急性出血性結膜炎、手足口病、「その他感染性下痢」で、丙類伝染病の95%を占める。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。

2010年 8月

日時:2010年9月10日
情報源:中国衛生部
内容:衛生部2010年8月全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201009/48958.shtml
2010年8月(2010年8月1日零時から8月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は591,982症例、死亡1,599人。うち甲類伝染病ではコレラ63症例が報告されているが、死亡例はなし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計345,383症例、死亡1,535人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、赤痢、梅毒、淋病で、乙類伝染病の95%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で246,536症例、死亡64人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の95%を占める。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。

2010年 7月

日時:2010年8月10日
情報源:中国衛生部
内容:衛生部2010年7月全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201008/48390.shtml
2010年7月(2010年7月1日零時から7月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は751,250症例、死亡1,397人。うち甲類伝染病ではコレラ10症例が報告されているが、死亡例はなし。乙類伝染病のうちSARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計354,247症例、死亡1,251人報告されている。報告症例の多い上位5位は肺結核、ウイルス性肝炎、赤痢、梅毒、淋病で、乙類伝染病の94%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で396,993症例、死亡146人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の98%を占める。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。

2010年 6月

日時:2010年7月9日
情報源:中国衛生部
内容:衛生部2010年6月全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201007/48066.shtml
2010年6月(2010年6月1日零時から6月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は806,110症例、死亡1,623人。うち、甲類伝染病は2症例(ペスト、コレラ各1症例)死亡1名(ペスト)。乙類伝染病のうち、SARS、ポリオ、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他23種類の伝染病が合計342,649症例、死亡1,436人報告されている。報告症例の多い上位5位は肺結核、ウイルス性肝炎、梅毒、赤痢、淋病で、乙類伝染病の93.85%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で463,459症例、死亡186人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の96.91%を占める。

6月は腺ペスト1症例が報告され、死亡。患者は甘粛省張掖市の男性、漢族、41歳。6月10日発症、同12日死亡。発症前は甘粛省酒泉市アクサイ・カザフ族自治県で道路修理に携わっており、タルバガン(モンゴルマーモット)を捕獲し食べた。アクサイ県CDCペスト実験室での検査および同省CDCの再検査、さらに患者の臨床状態、疫学調査などから、腺ペストから敗血症ペストへの移行症例と診断された。

また同時期、湖北省で高病原性鳥インフルエンザ人感染が1症例報告された。患者は湖北省鄂州市鄂城区の21歳女性、農民。5月22日に発症し、6月3日死亡。発症前に死んだ家禽との接触歴があった。

6月中、全国で手足口病343,100症例、死亡179人が報告された。先月(354,347症例)に比べ31.7%減少。死亡者数は先月(186人)より7名減少。そのうち、重症例は5,636症例で、先月(6,552症例)より13.98%減少した。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。

2010年 5月

日時:2010年6月10日
情報源:中国衛生部
内容:衛生部2010年5月全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201006/47683.shtml
2010年5月(2010年5月1日零時から5月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は803,246症例、死亡1,317人。うち、甲類伝染病でペストの症例、死亡例ともになし、コレラ4症例、死亡例はなし。乙類伝染病のうち、SARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計343,426症例、死亡1,124人報告されている。報告症例の多い上位5位は肺結核、ウイルス性肝炎、梅毒、赤痢、麻疹で、乙類伝染病の93.58%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で459,816症例、死亡193人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の95.91%を占める。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。

2010年 4月

日時:2010年5月7日
情報源:中国衛生部
内容:2010年4月の全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201005/47251.shtml
2010年4月(2010年4月1日零時から4月30日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は659,301症例、死亡1,269人。うち、甲類伝染病は症例、死亡例ともになし。乙類伝染病のうち、SARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計337,311症例、死亡1,089人が報告されている。報告症例の多い上位5位は肺結核、ウイルス性肝炎、梅毒、赤痢、麻疹で、乙類伝染病の94.23%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で321,990症例、死亡180人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の95.33%を占める。

4月14日青海省玉樹地震発生後、衛生部では中国CDCに働きかけ、被災地区の伝染病・突発公衆衛生事件の日報を迅速に始動させるため、被災地区に無線ネットワークパソコンを緊急配備し人員の養成も行った。4月21日被災地区の伝染病・突発公衆衛生事件の報告ネットワークがすべて回復し、伝染病観測を始めた。麻疹、赤痢が散見される以外、報告されるほとんどが肝炎と肺結核であった。おおよそ被災地区の感染状況は落ち着いており、例年同時期に比べ、目立った変化はみられない。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。

2010年 3月

日時:2010年4月8日
情報源:中国衛生部
内容:2010年3月の全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201004/46546.shtml
2010年3月(2010年3月1日零時から3月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は486,882症例、死亡1,262人。うち、甲類伝染病は症例、死亡例ともになし。乙類伝染病のうち、SARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計349,132症例、死亡1,218人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、赤痢、淋病で、乙類伝染病の95.82%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で137,750症例、死亡44人が報告されており、症例の多い上位3位は手足口病、「その他感染性下痢」、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の90.90%を占める。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。

2010年 2月

日時:2010年3月10日
情報源:中国衛生部
内容:2010年2月の全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201003/46288.shtml
2010年2月(2010年2月1日零時から2月28日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は301,081症例、死亡691人。うち、甲類伝染病は症例、死亡例ともになし。
乙類伝染病のうち、SARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、デング熱、ジフテリアの発症、死亡例はないが、その他21種類の伝染病が合計228,642症例、死亡674人が報告されている。報告症例の多い上位5位は肺結核、ウイルス性肝炎、梅毒、赤痢、淋病で、乙類伝染病の96.54%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で72,439症例、死亡17人が報告されており、症例の多い上位3位は「その他感染性下痢」、手足口病、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の88.43%を占める。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
*「その他感染性下痢」とはコレラ、赤痢、チフス、パラチフス以外の感染性下痢をいう。

2010年 1月

日時:2010年2月10日
情報源:中国衛生部
内容:2010年1月の全国法定伝染病流行状況
http://61.49.18.65/mohjbyfkzj/s3578/201002/46043.shtml
2010年1月(2010年1月1日零時から1月31日24時まで)、全国(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は391,922症例、死亡818人。うち、甲類伝染病は症例、死亡例ともになし。
乙類伝染病のうち、SARS、ポリオ、高病原性鳥インフルエンザ人感染、ジフテリアの症例、死亡例はないが、その他22種類の伝染病が合計286,186症例、死亡800人が報告されている。報告症例の多い上位5位はウイルス性肝炎、肺結核、梅毒、赤痢、淋病で、乙類伝染病の95.37%を占める。
同時期、丙類伝染病は全国で105,736症例、死亡18人が報告されており、症例の多い上位3位はその他感染性下痢、手足口病、流行性耳下腺炎で、丙類伝染病の87.98%を占める。

*参考:症例の内訳は上記URLを参照。
全国法定伝染病統計(各月別情報)