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中国科学院 微生物研究所(Institute of Microbiology, Chinese Academy of Sciences)

重点実験室

病原微生物・免疫学重点実験室の概要

情報源 : http://www.im.cas.cn/
病原微生物・免疫学重点実験室は、主に以下の活動を行う。
  • 科学の最前線に立ち、国家戦略の要求に沿い、重要な病原微生物の基礎研究、応用研究を行う。
  • 動物由来の病原体に関する種を越えた伝播や分子進化の研究に重点を置き、病原体−宿主間の相互作用の分子メカニズムを明らかにする。
  • 感染症予防のために、基礎的、先進的な技術と理論の裏付けを与える。
基本的な創造を続け、関連技術産業の発展を推進することを重点実験室の主旨とする。その下で、現在直面する科学的な問題、つまり種を越えて伝播する病原体に対する宿主制限、宿主制限因子、感染の慢性化、持続感染の分子メカニズムなどを研究する。


研究テーマおよび目標は、
鳥インフルエンザ、豚連鎖球菌(Streptococcus suis)など動物由来の病原体の進化と種を越えた伝播のメカニズム研究。
動物由来の病原と宿主の相互作用、免疫応答、T細胞識別メカニズムの研究、および新しい抗感染薬物の開発。
結核菌、B型肝炎ウイルス持続感染の仕組み、発症メカニズムと治療の研究。
微生物資源、微生物生物技術、病原微生物・免疫は、中国科学院微生物研究所の三つの研究分野である。その中でも、病原微生物と免疫学研究は、数十年の歴史を持ち、1958年、微生物研究所の周家熾研究員のグループがウイルス研究室を立ち上げ、植物病理学と植物ウイルス学の研究を開始した。現在は分子ウイルスセンター、分子免疫センター、日中連携研究室、P3実験室および科学院レベルのセルバンク重点実験室を有するまでに発展した。現在、当該実験室は、鳥インフルエンザウイルスの分子進化、エンベロープウイルスの侵入メカニズム、エンベロープウイルスの膜融合抑制剤、熱ショック蛋白質(Heat Shock Proteins)gp96ワクチン、豚連鎖球菌ゲノム研究とその発症メカニズム、結核菌等病原微生物の抗原加工・提示、T細胞エピトープのスクリーニングなどの分野で目覚ましい学術成果をあげている。

2013年度

2013年度 中国科学院病原微生物・免疫学重点実験室学術総会

中国科学院病原微生物・免疫学重点実験室(中国科学院微生物研究所)の一年間の研究を総括することを目的として、2013年11月9〜11日北京瑞海姆田園レクリエーションセンターにおいて2013年度学術総会が開催された。高福病原微生物及免疫学重点実験室(CAS Key Lab)主任をはじめ、重点研究室に所属する主任研究員が22名、研究所職員、スタッフ、ポスドク、大学院生等300名を超える参加者があった。中国拠点からは石田特任准教授が研究発表を行った。
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  • 2013年度 中国科学院病原微生物・免疫学重点実験室学術総会

2013年3月20日 会議報告

国科学院病原微生物・免疫学重点実験室(中国科学院微生物研究所)は来年で5年目、第一期の節目を迎える。2013年3月20日、北京市郊外の九華山庄会議場において、重点研究室の継続と国家重点研究室への昇格を目指したPI会議が開催された。各PIのこれまでの研究成果を発表し、微生物研究所外(科学院、北京大学、清華大学など)から招聘した評価委員による評価をうけた。
中国拠点からは石田特任准教授が研究発表を行った。
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  • 2013年3月20日 会議報告

2012年度

2012年度 中国科学院病原微生物・免疫学重点実験室
及び感染・免疫重点実験室合同学術総会

中国科学院病原微生物・免疫学重点実験室(中国科学院微生物研究所)の一年間の研究を総括することを目的として、2012年11月1〜3日北京順鑫レクリエーションセンターにおいて2012年度学術総会が開催された。今回は中国科学院感染・免疫重点実験室(中国科学院生物物理研究所)との合同総会として開催され、高福病原微生物与免疫学重点実験室(CAS Key Lab)主任をはじめ、各重点研究室に所属する主任研究員が29名、スタッフ、ポスドク、大学院生等400名を超える参加者があった。中国拠点からは石田特任准教授が研究発表を行った。
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  • 2012年度 中国科学院病原微生物・免疫学重点実験室及び感染・免疫重点実験室合同学術総会

開所式の次第と様子

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  • 開所式の次第と様子
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  • 開所式の次第と様子
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  • 開所式の次第と様子
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